私が自分の家を持ちたいと考え始めたのは20代後半でした。しかし、当時は具体的にいくらかかって、どのような手続きや道のりが待っているのかわかりませんでした。実際にモデルルームを見学すると、どこもおしゃれで夢が膨らみました。
しかしながら、勉強して知れば知るほど現実化するには本当に大変だなと感じるようになりました。妻と共働きで、お互い休日も出勤したり帰りも遅かったので具体的な話や計画を生活と同時に進めるのは至難の業でした。
都会に住んでいましたので、土地代も高く家のみではなくどれだけの期間かけてローンを返済していかねばならないか考えるとぞっとしてしまいました。
そんな時、妻の実家は田舎なのですが、そちらに戻ってくるのなら、土地をあげてもいいよという話が舞い込みました。子供も小さかったので田舎でのびのび育てるのもいいなと思い、大きな決断をして家族全員田舎に引っ越す決心をしました。田舎の工務店に依頼したのですが、とても親切で私達世代の建築士さんが担当してくださり、パソコンのプレゼンテーションなども使って、遠くても問題なく打ち合わせもできました。
祖父が庭の外装費を、祖母が家の半分の費用を出してくれ本当にありがたいかぎりでした。親類が地上げもしてくれ、想像以上にコストダウンが図れました。ローンなしで家が建てられました。
そんな恩人を沢山まねいた新築のお披露目会は盛大でした。みんなとっても喜んでくれ、れからも来客者の絶えない明るい家になっています。これからも大勢の方に感謝し大切に住みたいと思います。